【MotoGP 第1戦】ヤマハ、ロレンソ&ロッシが1-2フィニッシュ

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1-2フィニッシュしたヤマハ・ファクトリー・レーシングのJ・ロレンソ選手(右)とV・ロッシ選手
1-2フィニッシュしたヤマハ・ファクトリー・レーシングのJ・ロレンソ選手(右)とV・ロッシ選手 全 8 枚 拡大写真

4月7日、MotoGP開幕戦・カタールGPがロサイル・サーキットで開催された。ヤマハは、ホルヘ・ロレンソが優勝、ヤマハへの復帰初戦となったバレンティーノ・ロッシが2位表彰台を飾った。

ロレンソは好スタートでレースをリード。22周のレースの折り返し点では後続に4秒以上の差をつける独走。トップの座を譲ることなくゴール。昨年の開幕戦に続くカタールでの連勝となった。

予選7番手3列目発進のロッシ。好スタートで序盤は4番手に浮上するも、激しい接近戦の中で7番手に後退。しかしジリジリ追い上げて8周目にはS・ブラドル(ホンダ)を抜いて5番手に。この時点での注目は、首位ロレンソと5番手ロッシの間で2番手争いを展開するD・ペドロサ、M・マルケスのホンダ勢とクラッチローの3選手だった。残り数周のところで、ロッシとクラッチローは第1コーナーでの進入争いを見せ、クラッチローがオーバーランで後退。ロッシは4番手に上ると、前を行く2人を追っていく。

ラスト4周のところでロッシはまずペドロサをパスし3番手に。ラスト3周でマルケスをパスして2番手へ。その後マルケスも激しい追い上げを見せてロッシを抜き返す走りを見せるが、ロッシは再び抜き返す。テールツーノーズで迎えた最終ラップもロッシはマルケスの追撃を抑え2位ゴール。ヤマハの1-2フィニッシュとなった。

クラッチローのチームメイトのB・スミスはモトGPデビュー戦で好スタートを切り、マルケスを抑えて6番手で第1コーナーに進入。その後は序盤の激しい接近戦のなかで少しずつリズムをつかみ、10位以内をキープして安定走行に入っていた。しかし5ラップ目の第7コーナーで転倒。そのままリタイアしてノーポイントに終わった。

■MotoGP 第1戦(カタール)
1位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
2位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
3位:マイク・マルケス(ホンダ)
4位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)
5位:カル・クラッチロー(ヤマハ)
6位:アルバロ・バウティスタ(ホンダ)

《纐纈敏也@DAYS》

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