【WEC 第1戦】トヨタ、開幕戦は2012年仕様のTS030ハイブリッドで参戦

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トヨタTS030ハイブリッド(参考画像)
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トヨタ・レーシングは、2013年FIA世界耐久選手権(WEC)のシーズン開幕戦シルバーストーン6時間レース(英)に出場。2012年シーズン終盤の好調を維持して臨む。

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トヨタ・レーシングは昨年、WECにシリーズ全8戦中6戦に出場。そのうちの5戦が1台でのエントリーだったにもかかわらず、終盤の2戦を含む3勝を挙げた。

また、シルバーストーンにおいては、昨年のレースでLMP1クラスのコースレコードをマークしていることもあり、11月30日のバーレーン戦まで全8戦で戦われる今季シーズンの開幕戦には、自信を持って臨むという。

シルバーストーンへは2012年仕様の2台のTS030ハイブリッドが持ち込まれ、2013年型車両は来月行われる第2戦スパ6時間レースでデビュー予定。現在も、ドイツ・ケルンのトヨタ・モータースポーツ(TMG)での開発が続けられている。

シルバーストーン6時間レースでは、アレックス・ブルツとニコラス・ラピエールが#7をドライブ。中嶋一貴は昨年チャンピオンを獲得し、タイトル防衛を目指すスーパーフォーミュラが同じ週末に日本で開催されるため、今大会は欠場する。アンソニー・デビッドソンとステファン・サラザン、そしてセバスチャン・ブエミの3名が#8を駆り、昨年6月のル・マン24時間レース以来となるTS030ハイブリッドでの耐久レースに出場する。

トヨタ・レーシングは今季も独自のスーパーキャパシタ技術を用いたハイブリッド・パワートレインを採用。スーパーキャパシタの急速充放電技術により、加速時に300馬力のブーストが加えられるが、それが昨年の勝利への鍵となった。

シルバーストーンのレースウィークは、12日の2度にわたる90分間の練習走行で始まり、13日は朝1時間の練習走行を経て、12時40分から20分間の予選が行われる。同予選では、各車2名のドライバーの最速ラップタイムの合計でスターティンググリッドを決定。6時間で戦われる決勝レースは14日正午(日本時間20時)にスタートが切られる。

《纐纈敏也@DAYS》

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