ボーイング、アメリカ海軍より高高度対潜水艦兵器を受注

自動車 ビジネス 企業動向
ジョイントダーム(JDAM)
ジョイントダーム(JDAM) 全 2 枚 拡大写真

ボーイングは4月8日、対潜水艦戦闘を根本的に変化させる新しい高精度誘導兵器をアメリカ海軍に供給することを明らかにした。

契約は1920万ドル。ボーイングは高高度対潜水艦戦闘兵器機能(HAAWC)をデザイン及び製造することとなる。このシステムは、ボーイングのジョイント・ダイレクト・アタック・ミュニション(JDAM)と小直径爆弾(SDB)といった、実戦で証明された技術を基にすることで、高い高度と遠距離からの標的への発射が可能となる。

「対潜水艦戦闘における新しい時代が始まろうとしている。HAAWCがアメリカ海軍の潜水艦ハンターに与える機能は、今日利用できるものの中で比類がない」とボーイングの兵器・ミサイルシステムの副社長、ジェームズ・ドッド氏は語った。

現行のHAAWCとSDB技術を取り入れることは、開発リスクと海軍の費用負担を減らすことにもなる。

「この高度な機能を海軍の兵士達に可及的速やかに供給することは、アメリカ海軍の世界中の海事の重要性を保護する為にきわめて重大である」とボーイングの直接攻撃兵器部門のディレクター、スコット・ウエソフ氏は語った。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る