KLCC REITが5月上場、再編実施へ アジア最大規模目指す

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 2 枚 拡大写真

クアラルンプール・シティ・センター(KLCC)の開発を手掛けるKLCCプロパティ・ホールディングスは、5月上旬をめどに上場を予定しているKLCC不動産投資信託(REIT)の再編を行う。アジアにおける最大規模のREITとなることを目指す。

再編は3段階に分けて行われ、第1段階ではKLCC REITは「ペトロナス・ツインタワー」を所有するミッドシティ・リソーシズ社の残余株49%をKLCCホールディングスから28.6億リンギで買収する。第2段階では、「ツインタワー」、「メナラ・エクソン・モービル」、「メナラ3ペトロナス」の3物件をKLCC REITの資産に加える。第3段階では、KLCCプロパティの株をKLCC REITに組み込み、これらを一体化してブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に上場する。再編は5月上旬の完了が見込まれている。

KLCC REITは再編後、KLCCPステープルド・グループに改称され、マレーシアで初めてのシャリア(イスラム法)に基づいたステープルドREITとなる。再編により総資産額は150億リンギ以上となり、国内第2位のサンウェイREITの3倍以上の資産規模となる。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  6. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  7. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  8. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  9. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  10. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る