【ゴールデンウィーク】上信電鉄、「上州のシーラカンス」を運行…5月3日

鉄道 エンタメ・イベント
デキ
デキ 全 2 枚 拡大写真

上信電鉄は、GW5月3日、電気機関車『デキ』牽引による「ファンタジー号」を高崎駅~下仁田駅間において運行する。

下仁田駅では、おでん食べ放題、デキ&保守用車乗車体験、撮影会、車内でのビンゴゲームなどのアトラクションが催される。

主役となる電気機関車『デキ』は、凸形の車体をもって「上州のシーラカンス」の愛称で呼ばれて、上信電鉄の名物となっており、1924年、電化直前にドイツのシーメンスシュッケルト社から3両が購入され、わが国で最も古い電気機関車として活躍してきた。

『デキ』は、全長9.18m、幅2.6m、高さ3.87m、重さは34.5tで、50kwの動力を4台登載し、セメント、石灰石などを輸送してきた。貨物営業廃止に伴い、1994年年9月23日の運転を最後に引退し、その後は工事列車、イベント列車として運行してきた。

1986年度にはエバーグリーン賞(鉄道友の会)を受賞、また、鉄道愛好家のあいだで人気が高く、合格祈願列車やふるさと音楽列車など各種イベントにも活躍した。

なお、「デキ2号」は沿線の富岡市に寄贈され、もみじ平総合公園内に展示されている。

《平泉翔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る