【ニューヨークモーターショー13】ロールスロイス最強の新型車、レイス…624psのクーペを北米初公開

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ロールスロイス レイス(ニューヨークモーターショー13)
ロールスロイス レイス(ニューヨークモーターショー13) 全 12 枚 拡大写真
3月27日、米国で開幕したニューヨークモーターショー13。英国の高級車メーカー、ロールスロイスのブースでは、新型車の『レイス』(WRAITH)が北米プレミアを飾っている。

レイスは、スイスで3月上旬に開催されたジュネーブモーターショー13でワールドプレミア。それから1か月を経ずして、同車が北米デビューを果たした。2012年のロールスロイスの世界販売において、最大市場は北米。それだけに、レイスの北米プレミアには力が入る。

新型車のレイスは、『ゴースト』のクーペバージョンとして開発。しかし、単なるクーペではなく、リアの「ファストバック」と呼ばれるデザインが特徴だ。ファストバックとは、乗用車のボディスタイルの一種類。屋根からトランクエンドまでの間に段がなく、一本の曲線でつながっているものを意味する。

またレイスは、ロールスロイスの市販車としては、最もパワフル。ゴースト用の6.6リットルV型12気筒ガソリンツインターボは、専用チューニングを受け、最大出力624ps、最大トルク81.5kgmを引き出す。この数値は、ゴーストの最大出力563ps、最大トルク79.5kgmに対して、61ps、2kgmの上乗せだ。

トランスミッションは、ZF製の8速AT。強力なエンジンを得たレイスは、0-96km/hを4.4秒で駆け抜ける。ゴーストの0-96km/h加速4.7秒に対して、0.3秒の短縮だ。もちろん、内外装は、ロールスロイスならではのクラフトマンシップにあふれる仕上がり。ロールスロイスは高級クーペの最大市場、米国でのアピールを強化している。

《森脇稔》

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