ボーイング、FAB-Tテストユニットをアメリカ空軍に納入

航空 テクノロジー
FAB-Tユニット
FAB-Tユニット 全 2 枚 拡大写真

ボーイングは4月9日、FAB-T(Advanced Beyond-line-of-sight Terminals:先進的超視準線端末)の広帯域コミュニケーションプログラムが、その最初の2つのエンジニアリング開発モデルをアメリカ空軍に納入したことを明らかにした。

これらのモデルはマサチューセッツ州のハンスコム空軍基地で現実的な作戦上のコンディションの下、6月までテストされることとなる。

「これらのモデルは空軍に配置された設定で、実際の端末がどのように働くかをテストをおこなう。2012年に行われたテストでは、ボーイングはFAB-Tが空中のプラットフォームでの過酷な気温、極度の振動の中で効果的な働きをすることを実証した。」とボーイングの副社長兼FAB-Tプログラム管理者のポール・ギーリー氏は語った。

FAB-Tは、先進EHF通信衛星とミルスター戦略戦術中継用軍事通信衛星を通したアメリカ合衆国核戦力の司令部と管制に、保護された通信をもたらす。端末はB-2やB-52爆撃機、RC-135偵察航空機、E-4やE-6特別空中ミッション航空機、そして固定及び運送可能な地上の機器構成で使用されることとなる。

《河村兵衛》

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