ニッサン・モータースポーツは、4月6・7日、オーストラリアのシモンズ・プレインズで開催されたオーストラリアV8スーパーカーシリーズ第3戦で堅実なパフォーマンスを披露。ニュージーランドで開催される次戦に向けて弾みをつけた。
オーストラリア南部の島、タスマニア州のサーキットで開催された2日間のレースでは、4台のニッサン・アルティマがトップ20のリザルトで終えた。上位には食い込めなかったものの、今季から参戦を開始したニッサンのV8マシンにはいくつかの改良も施され、正しい方向性への手応えをつかんでいるという。
ジャック・ダニエル・レーシングのトッド・ケリーは、日産勢の中でも光る速さを見せていたが、2度に渡るエンジントラブルが発生、リタイアを喫した。兄弟のリック・ケリーはレース5で自己ベストの16位をマーク、選手権では14位につけている。
ノートン360のジェームス・モファットとマイケル・カルソは安定感のある走りを見せ、この週末のベストリザルトは、それぞれ15位、16位。しかしモファットにはレース5でダレン・フィオーレと接触したことにより、15ポイントのペナルティが科せられた。
次戦は、4月13・14日にニュージーランド・ITM400オークランドで開催される。