今年の花粉、昨年より約一週間早くシーズン終了……全国平均で昨年の約1.7倍が飛散

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花粉の飛散量傾向・2013年
花粉の飛散量傾向・2013年 全 2 枚 拡大写真

 ウェザーニューズは11日、2013年2~3月における花粉飛散数および、今後予想される飛散傾向を発表した。全国1,000個所に設置している花粉観測機「ポールンロボ」にて計測された花粉飛散量をまとめた数値と、今後の飛散見通しをもとに予想したものとなっている。

 スギ花粉のピークは関東~中四国地方では、3月上旬~中旬となったところが多く、九州では3月はじめ頃が多かった。また、東北地方ではちょうどいまがスギ花粉のピークの時期となっているという。一方ヒノキ花粉は、東~西日本で今がピークだ。3月は関東地方では夏日になる日もあるなど、東~西日本では平年よりかなり暖かい日が多くなったため、東~西日本では昨年よりも1週間~10日程度早いペースで飛散している模様だ。

 なお、今シーズンの花粉の飛散量は、東北南部~関東地方、中四国エリアを中心に当初の予想よりもやや多くなるところがあったが、東北北部や近畿~東海・北陸地方では当初の予想と大きな変化はなく、九州では当初の予想よりも少ない飛散量となる見込み。例年(過去5年平均)と比べると、全国平均で約1.7倍の飛散量となる予想だ。

 一方、症状に関しては、“ツライ”または“非常にツライ”と報告した人の割合は昨シーズンと変わらず、特に九州では昨シーズンより“ツライ”“非常にツライ”と報告した人が少なくなった。これは、昨シーズンより入念に対策を実施したことより、症状が悪化しにくかったと考えられる。

 今シーズンは花粉の飛散開始が昨年よりも早い傾向にあり、花粉シーズンの終了も昨年より早め。全国平均で約8日早く終了すると予想された。ちなみに、大阪の花粉シーズン終了は「4月25日頃」、東京の花粉シーズン終了は「4月28日頃」と予想されている

《冨岡晶@RBB TODAY》

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