【ホンダ New FUNdamental Concept 発表】「性能を使い切れる喜びを重視」
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古川氏は「チーム発足直後、チームで共有したのは、まずは5000回転以下でほぼ用が足りるトルクで走れる車、そこから上の回転域では脳からアドレナリンが出るようなエンジン回転上昇を楽しみとして味わえるようにしたいという2点」と明かす。
「まずスロットルの開け口からタイムラグなしに即座に反応して力を感じられるようにし、そしてスロットルを開けた分だけリニアな特性で力を得られるようにする。そうすることでライダーの期待値通りの力がスロットルの少ない回転で得られる。扱いやすくすることができた」と説明。
その上で「このことは安心感にも直結しており、ウェット路面でのワインディングでも不安に感じることなくスロットルを開けられる車に仕上がった」と強調した。
《小松哲也》