自工会豊田会長「日本市場が閉鎖という根拠のない誤解を解いて欲しい」…TPP事前協議妥結にコメント

自動車 ビジネス 企業動向

日本自動車工業会は、環太平洋パートナーシップ(TPP)事前協議妥結について「今後の協議で、日本市場の閉鎖性について、米側の根拠のない誤解を解くとともに、両国消費者にとって建設的な協議が行われることを期待したい」との豊田章男会長コメントを発表した。

日米両政府は、TPP交渉参加に向けた事前協議で、日本から米国へ輸出される乗用車とトラックに課せられている関税を、可能な限り最も長い期間をかけて撤廃することで合意した。

会長コメントでは「関税の撤廃時期については残念であるが、TPP交渉への早期参加の重要性など総合的な見地から、一定の合意に至ったと承知している」と理解を示した。

また「日本のTPP参加は、日本経済再生の鍵であり、アジア太平洋地域のルール形成、他の経済連携への進展にも大きく貢献するものであり、出来るだけ早期に交渉に参加することが重要」と日本経済全体にTPPへの参加が重要との見解を示している。

その上で「日本政府には、今後とも自動車業界の要望を踏まえつつ、日本の国益の一層の増進の観点から交渉に臨んでいただくことを期待したい」と要望。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. レクサス『LS』現行型、最終モデル「ヘリテージエディション」米国発表…250台限定
  4. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  5. メルセデス・マイバッハ『Sクラス』に「V12エディション」、100年続くV12エンジンの伝統に敬意…世界限定50台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る