【F1 中国GP】優勝のアロンソ「プッシュしないレースなんてあり得ないよ」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
フェルナンド・アロンソ(フェラーリ、中国GP、2013年)
フェルナンド・アロンソ(フェラーリ、中国GP、2013年) 全 4 枚 拡大写真

まさにカオス状態のF1だ。依然としてレッドブル優位なのは間違いないが、至る所に落とし穴が待ち受けている。フェラーリが今季初優勝を果たしたが、チャンピオンシップはさらに混戦模様となるだろう。

優勝
アロンソ(フェラーリ)1位
「スタートからフィニッシュまで素晴らしいレースが出来た。マシンに関するトラブルもほとんどなかった。タイヤのデグラデーションは予想していたほど酷くはなく、何とかペースを保つことができたよ」

「マレーシアでリタイアを経験し、なんとしても今回は完走をというプレッシャーを感じていたが、今日の結果なら文句なしだ。今年のフェラーリは(オーストラリアと中国)2戦でフィニッシュし、内容も2位と優勝だから2013年シーズンの出だしとしては上々だし、僕自身も楽観的になっている」

「でもF1のドライビングはプッシュすることを止めてはいけないんだ。プッシュしないレースなんてあり得ないよ。ただ、今日のペースはまだ余裕を残していたのも事実だ。タイヤの状態がどのように崩れるかがわからなかったので、温存したペースをいつ使うべきなのかなかなか判断できなかった。ポテンシャルはもっと高いところにあるから、来週のバーレーンGPでお見せしたいと思っている」

「バーレーンGPも苛酷なレースになるだろうが、コンディションはこれまでとは若干変わるかもしれないね。どのチームがどこまで戦闘力を高めてくるかも予想できないけど、今年ここまでのレースではフィニッシュさえ出来ればマシンのポテンシャルは高いから再びポディウム登壇は可能だと思っている」

2位
ライコネン(ロータス)
「優勝はできなかったけど、そんなに悪くはないリザルトだ。スタートは出遅れてしまったけど、マシンのハンドリングが良かった。ペレスをオーバーテイクしようとして真横に並んだ瞬間に彼が縁石に向かって押してきたんだ。避けようとしたけど芝生に乗ってしまい、後からヒットしたみたいでフロントを壊してしまった。ラッキーだったのは、ハンドリングへの影響がわずかだったことだ」

「アンダーステアは強くなったけど、それでも2番手争いには加わることができた。あのダメージがなければもっと速かったことは間違いないだろう。とはいえ大きなポイントが手に入ったのだし、次回はもっと上手くやれるだろう」

3位
ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG) 
「正直、どこで調子が崩れたのか良くわからないんだ。今日のレースは全体的にペースが不十分だったから、見直すべき点は一箇所にとどまらないだろう」

「3位という結果に文句はないが、出来れば優勝の方が良かったね。上位2台はとにかく速すぎた。キミ(ライコネン)相手にプレッシャーを加えることはできても、オーバーテイクは不可能だったよ」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  3. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る