【WSB 第2戦】ホンダ、ジョナサン・レイ表彰台に届かず

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WSB 開幕戦・ジョナサン・レイ(ホンダ)
WSB 開幕戦・ジョナサン・レイ(ホンダ) 全 2 枚 拡大写真

スーパーバイク世界選手権(WSB)の第2戦が4月14日、スペイン・モーターランド・アラゴンで開催された。

第2戦スペイン大会は、連日好天に恵まれ、決勝日も青空が広がった。第1レースがスタートしたときの気温は18度だったが、夕方にかけて気温はどんどん上昇し、第2レースは27度の最高気温を記録する絶好のコンディションの中で行われた。今年で3回目の開催となるモーターランド・アラゴンは、パッシングポイントの多いコースレイアウトのために、激しいバトルが繰り広げられることで知られる。今年も厳しい戦いとなり、第1レースは19台が出場して完走14台。第2レースは完走15台だった。

3列目9番グリッドから決勝に挑んだジョナサン・レイ(ホンダ)は、2レースともに好スタートを切り、表彰台を射程に入れたポジションで熱い走りをみせた。

アラゴンはアップダウンに富んだテクニカルハイスピードコースで、スリップストリームを使い合う激しいバトルとなる。第1レースは、4台のトップグループを視野に、ジュール・クルーゼル(スズキ)、ロリス・バズ(カワサキ)、マルコ・メランドリ(BMW)らとし烈な5番手争いを繰り広げた。そのあと、トップグループにいたユージェーヌ・ラバティ(アプリリア)、トム・サイクス(カワサキ)が次々にリタイア。そのため、3番手争いになったセカンドグループの戦いは、ヒートアップ。最終ラップまで激しいバトルとなり、レイは4位でフィニッシュした。

第2レースは、好スタートから5台にふくれあがったトップ集団に加わるが、ブレーキに問題を抱えてピットイン。ブレーキの調整後、再スタートを切るも15位でのフィニッシュとなった。

■WSB 第2戦(スペイン)レース1
1位:チャズ・デイビス(BMW)
2位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)
3位:マルコ・メランドリ(BMW)
4位:ジョナサン・レイ(ホンダ)
5位:ロリス・バズ(カワサキ)
6位:ジュール・クルーゼル(スズキ)

■WSB 第2戦(スペイン)レース2
1位:チャズ・デイビス(BMW)
2位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)
3位:トム・サイクス(カワサキ)
4位:ダビデ・ジュリアーノ(アプリリア)
5位:マルコ・メランドリ(BMW)
6位:ロリス・バズ(カワサキ)

■WSB ポイントスタンディング
1位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)85P
2位:チャズ・デイビス(BMW)63P
3位:ユージーン・ラバティ(アプリリア)45P
4位:マルコ・メランドリ(BMW)43P
5位:ミッシェル・ファブリッツォ(アプリリア)42P
6位:トム・サイクス(カワサキ)38P

《纐纈敏也@DAYS》

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