コマツ、全自動ブレード制御機能搭載の中型ICTブルドーザーを市場導入…世界初

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コマツ・D61EXi/PXi-23
コマツ・D61EXi/PXi-23 全 2 枚 拡大写真

コマツは、ドイツ・ミュンヘンで開催中の建設機械見本市Bauma2013にて、トプコン社と共同開発した、世界初となる全自動ブレード制御機能を搭載した中型ICT(情報通信技術)ブルドーザー「D61EXi/PXi-23」の商品発表を行った。

同機は施工の自動化を担うコマツ製「ICT建機」の第一弾商品。6月に予定している北米での発売を皮切りに、世界での導入を進めていく。

D61EXi/PXi-23は、都市土木向け中型ブルドーザーとして、従来の情報化施工でも可能であった整地の仕上げ作業時だけではなく、掘削作業時を含む全てのブレードコントロールを自動化した世界初の全自動ブレード制御機能を搭載。作業効率の大幅な向上を実現した。

また、同機においてコマツ独自のKOMTRAX(機械稼働管理システム)とトプコン社の施工管理システムを融合。近い将来、Webサービスを通じて、現場における機械の稼働情報や作業の進捗状況、運土量などの施工情報の効率的な一元管理も可能になるという。

今回のBauma2013では、マシンガイダンス/マシンコントロールに対応したICT油圧ショベルも参考出品。ICT油圧ショベルについてもトプコン社との協業により開発を進めており、本年中に欧州での販売を開始する予定。

《纐纈敏也@DAYS》

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