フォードの環境エンジン、エコブースト…新型1.5リットルを世界展開へ

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フォードモーターが新開発した1.5エコブースト
フォードモーターが新開発した1.5エコブースト 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは4月11日、新開発の1.5リットル「エコブースト」エンジンを、世界市場へ投入すると発表した。

エコブーストは、フォードモーターの新世代ガソリンエンジン。排気量を縮小したダウンサイジングユニットでありながら、直噴ターボ化することで、環境性能とパワーを両立しているのが特徴。

そのエコブースト・シリーズに加わったのが、今回発表された1.5リットル。エコブーストとしては、5番目のエンジンとなる。この直噴1.5リットル直列4気筒ターボエンジンは、エコブースト最小の1.0リットル3気筒ターボユニットの先進技術を導入。エンジンと一体化されたエグゾーストマニホールドなどが採用された。

現時点ではパワースペックは公表されていない。フォードモーターによると、現行の1.6エコブーストと同等のパワーとトルクを引き出しながら、これを上回る環境性能を実現しているという。

新開発の1.5エコブーストは、中国向けの『モンデオ』を皮切りに、北米向けの『フュージョン』や欧州向けのモンデオにも搭載される予定。

《森脇稔》

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