WRCは4月16日、フォルクスワーゲン・モータースポーツのセバスチャン・オジエのチームが、デビューシーズンで2冠を達成する可能性についての検証した。
オジエの今季3度目の勝利はフォルクスワーゲンをFIAマニュファクチャー順位でディフェンディングチャンピオンのシトロエンより14ポイント多いトップ引き上げた。
そしてオジエは現在、ドライバーズタイトルではミッコ・ヒルボネンより54ポイントリードしている。
ポルトガルの表彰式の後、フォルクスワーゲン・モータースポーツのディレクター、ジョスト・カピートは、チームの学びと経験を積むという従来の目標を改めることを明らかにした。
「ペースに関しては、我々はフロントランナーに加わっており、シーズンの目標を変更しなければならないかも知れない」とした。
オジエは、ドラーバー順位で圧倒的にリードしていても、リラックスして戦いに臨めるようにはならない話す。
「簡単に見えるかも知れないが、マッズ(オストベルグ)とダニ(ソルド)はミスを犯す前はとても速かった。好調を一年通して保つことこそ大きな戦いとなるだろう。今、我々はアドバンテージを持っている。ラリーに勝つ必要はないかも知れないが、それは自分の計画にはない。私は競争者であり、勝利が好きだ。だが残りのシーズン、結果のために計算すべきということも分かっている」とオジエは語った。