小糸製作所、水銀フリーディスチャージヘッドランプの開発が文部科学大臣表彰を受賞

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水銀フリーディスチャージバルブとバラスト
水銀フリーディスチャージバルブとバラスト 全 2 枚 拡大写真

小糸製作所は、同社の技術者3名が「水銀フリーディスチャージヘッドランプの開発」において、平成25年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)を4月16日に受賞したと発表した。

ディスチャージヘッドラエンプは、従来のハロゲンヘッドランプよりも明るく、低消費電力で長寿命という特長を有するが、放電灯である蛍光灯などと同様に環境負荷物質である水銀が発光物質として含まれていた。

同社が開発し、2004年7月から量産を開始した水銀フリーディスチャージヘッドランプは、光源だけでなく、点灯装置(バラスト)や光学系(反射鏡)も含めた総合的な開発を行うことにより、従来の水銀入りディスチャージヘッドランプと同等の性能を実現した。

従来のディスチャージヘッドランプは、一部の高級車を中心に搭載されていたが、同開発ではバラストの小型化にも成功したことで、小型車や大衆車にも採用が拡大している。

《村尾純司@DAYS》

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