デンソーのグループ会社であるデンソー東日本は、東日本での車両生産拡大に対応するため、同社の工場を拡張すると発表した。
今回の拡張により、従来から生産しているカーエアコンのほか、エンジンクーリングモジュール(ECM)を新たに生産する。
工事拡張に伴う投資総額は約87億円。4月18日に着工し、来年2月に完成、5月から順次生産を開始する予定。また、この拡張により、従業員数は現在の110人から2016年度には約220人まで増加する予定としている。
さらに、今回の拡張に合わせて太陽光発電や風力発電を順次導入し、多様な再生可能エネルギーを活用した、より環境に配慮した工場を目指す。
同社は4月18日、工場建設予定地において安全祈願祭を行った。安全祈願祭には、佐藤福島県知事、冨塚田村市長、鈴木三春町長のほか、顧客、地元関係者、取引先など関係者約20人をまねき、デンソーの加藤社長、デンソー東日本の岡田社長らが出席した。