日本自動車研究所が施設を公開、大迫力の衝突試験も2回実施

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実車を用いた衝突試験を一般の立場で見ることができるのはこの日だけ。
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日本自動車研究所(JARI)は20日、研究施設の一般公開を実施した。科学技術週間(15-21日)に伴う春の恒例行事となっているもので、JAF(日本自動車連盟)の協力も受け、実車を使った衝突試験の公開も2回実施された。

科学技術週間の期間中は、茨城県つくば市内にある研究機関の施設が一般に公開されているが、JARIの施設公開もこれに伴って実施されている。近隣住民の来場者が多く、毎年1500人程度が訪れるという。

展示の目玉となるのは「実車を用いた衝突試験」の公開で、一般の方が見られる唯一のチャンスとなっている。今年は「体格に合わせたチャイルドシートの使用効果と必要性を検証する」をテーマとしており、午前と午後の2回、屋外の試験場でフルラップ衝突試験が行われた。

このほか、シャシーダイナモ試験機や、全方位に映像を映し出すドライビングシミュレーターを展示。アイサイト装着車の試乗体験も長蛇の列となっていた。

《石田真一》

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