キャデラック・シボレー高崎、グランドオープン…GMとのパートナーシップはなくてはならないもの

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キャデラック・シボレー高崎、グランドオープン
キャデラック・シボレー高崎、グランドオープン 全 6 枚 拡大写真

ゼネラルモーターズ・ジャパンは4月19日、グランドオープンフェア(4月27日から28日)をひかえたキャデラック・シボレー高崎を一部報道陣に公開した。

その席上、運営を担当する光岡自動車常務取締役の東英一氏は、1993年5月に高崎で事業をスタートし、20年目に新ショールームをオープンしたことに感慨深いとコメント。また、「2002年からゼネラルモーターズ・ジャパンとパートナーシップを結びショールームを運営しています。この国道17号は、輸入車ディーラーが数多くあり、競争が非常に激しいところ。そこで、この20年間、色々なお客様に提供してきた販売のノウハウをしっかり生かして、ますます販売を伸ばしていきたいと考えています」と述べた。

光岡自動車は、ゼネラルモーターズ・ジャパンとのパートナーシップを結ぶ以前、アメリカのロサンゼルスに設立した現地法人から、独自で新車と中古車の輸入を行っていた。その後、2002年よりパートナーシップを結び、現在全国で7店舗を運営している。いわゆる並行輸入業者から、正規ディーラーへ変化した理由は何か。東氏は2つの理由を挙げる。ひとつは商品の安定供給だ。「(正規輸入車は)、日本の基準にしっかりあったものということで、インポーターの方でしっかり対応したものを導入してくれます。そこで我々は安心して販売でき、かつ、安定供給してもらえますし、アフターケアも安心なのです」。また、為替相場のリスクも挙げ、「そういったことを考えると、パートナーシップはなくてはならないのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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