【上海モーターショー13】ベントレー フライングスパー 新型、中国初公開…全体の6割を中国で販売へ

自動車 ニューモデル モーターショー
新型 ベントレー フライングスパー(上海モーターショー13)
新型 ベントレー フライングスパー(上海モーターショー13) 全 9 枚 拡大写真

4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13。英国の高級車メーカー、ベントレーのブースでは、新型『フライングスパー』が中国初公開された。

ベントレーの2012年の世界新車販売は、前年比22%増の8510台。このうち、中国は市場別販売で米国に次ぐ第2位につけており、前年比23%増の2253台を売り上げた。ベントレーにとって、中国は最重要市場のひとつ。

新型フライングスパーは、3月のジュネーブモーターショー13でワールドプレミア。先代の『コンチネンタル フライングスパー』の後継車に位置付けられる。

新型は、パフォーマンスにさらなる磨きをかけた。そのハイライトは、6.0リットルW12ツインターボエンジン。最大出力は625ps/6000rpm、最大トルクは81.6kgm/2000rpmと、先代の最大出力552psに対して、73psものパワーアップを果たす。

新型フライングスパーは、このパワフルなエンジンを、アルミやポリマーを使って50kg軽量化したボディに搭載。トランスミッションは、ZF製の8速AT。駆動方式は、前後トルク配分40対60を基本とするフルタイム4WD。

新型フライングスパーは、0‐96km/h加速4.3秒、最高速322km/hの実力。先代のコンチネンタル フライングスパーの0‐96km/h加速4.9秒、最高速312km/hを超える、最速かつ最もパワフルな4ドアベントレーへ進化した。

上海モーターショー13のプレスカンファレンスには、ベントレーのヴォルフガング・デュルハイマー会長兼CEOが登場。「先代モデルは中国が最大市場。新型も全体の60%が中国の顧客へ届けられると思う」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る