【上海モーターショー13】日産 フレンド・ミー …中国の若者に向けデザイン

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中国の若者に向けて開発したコンセプトカー 日産 フレンド・ミー(上海モーターショー2013)
中国の若者に向けて開発したコンセプトカー 日産 フレンド・ミー(上海モーターショー2013) 全 30 枚 拡大写真

中国・上海で開催の上海モーターショー2013。日産自動車がコンセプトカー『フレンドミー』を初公開した。同社の中村史郎常務執行役員は「中国専用モデルではなく、中国のターゲットカスタマーに向けて作ったものが、グローバルなアピール力を持っている」と語る。

フレンド・ミーのデザインは、中村氏の指揮の下、2011年に開設された北京の日産デザインチャイナ(NDC)と日産グローバルデザインセンター(NGDC)のデザインチームが協力してつくりあげた。

中村氏は「これまで我々には、中国に向けて作ったものが世界に通用するという発想がなかった。僕らは逆に、中国を中心にして作っても、世界に通用していくものなると思ったわけです」と、デザインの狙いを明かした。

コンセプトを決定するにあたっては、“八零后”と呼ばれる、1980年代に生まれた約2億4000万人を数える中国の若者をターゲットにした。特に、20代半ばの男性の社会的な行動形態に焦点を当て、どのようなことに憧れるのかということを探究したといい、デザインの要素としては、中国向けというより若者に向けた部分が大きいようだ。

今回公開されたフレンド・ミー、市販は決まっているわけではなく、あくまでコンセプトカーとの位置づけ。ハイブリッドシステムを搭載となっているが「パワーユニットの選択肢の一つ」(中村氏)と、同社のHVモデルを象徴するモデルではないという。

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