ボーイング・ウィニペグ、737MAXの作業用に敷地を拡大

航空 企業動向
ボーイング・カナダ・ウィニペグの敷地拡大計画発表
ボーイング・カナダ・ウィニペグの敷地拡大計画発表 全 3 枚 拡大写真

ボーイング・カナダ・ウィニペグは4月23日、そのマーレイパークロード製造用地を737MAX航空機用の新たな複合作業を行う目的で、22パーセント拡大する計画を公表した。

ビルディングは15万平方フィート(1万4000平方メートル)拡大され、合計で66万5000平方フィート(6万2000平方メートル)の製造スペースとなり、主に新しくデザインされた737MAX航空機のエンジン収納筒のインレットの、一体型吸音内部筒を建設する為に用いられる。

内部筒は最新の静かなエンジン技術の一つで、737MAXに搭載さることで飛行機の運用騒音を40パーセントまで削減する。

「ボーイング・カナダ・ウィニペグは前例の無い生産率にサポートされ、素晴らしい未来を前方に持っている。今年の初め、我々は地元のカナダ自動車労働者組合との契約延長に成功し、安定した労働力と能力を確保することで今、エキサイティングな737MAXの新しい生産を行うために必要な製造スペースを得た。」とボーイング・カナダ・ウィニペグの総務部長、ケビン・バーテルソン氏は語った。

拡張されたビルディングには、737MAXと幾つかの787ドリームライナーを格納する、12個のオリンピックサイズのプールに匹敵する大きさを持つ2つのベイが含まれる。建設は現存するマーレイパーク施設の西側から即刻開始され、2014年の第4四半期に完成が予定されている。

《河村兵衛》

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