GM、オペルに2億3000万ユーロ投資…欧州新車開発センターを強化

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オペルのドイツ・リュッセルハイム本社
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米国の自動車最大手GMは4月24日、子会社のオペルの欧州新車開発センターに、2億3000万ユーロ(約297億円)を投資すると発表した。

GMは4月10日、オペルに40億ユーロ(約5200億円)を投資すると発表したばかり。赤字体制が続いているオペルの経営を、抜本的に立て直すのが狙い。2016年までの4年間に、ドイツを中心にした欧州の拠点に総額40億ユーロを投資。オペルはこの投資を利用して、2016年までに23の新型車を発売。パワートレインに関しては、13種類を新開発する計画だった。

今回発表された2億3000万ユーロの投資は、これに続くもの。オペルのドイツ・リュッセルハイム本社の新車開発センターや、ドゥーデンホーフェンのプルービンググラウンドに、新たなテスト施設を建設する。

具体的には、リュッセルハイム本社の新車開発センターに、新たなダイナモメーターラボを建設。ドゥーデンホーフェンのプルービンググラウンドには、新シャシーテスト施設を建設する計画。

オペルの欧州新車開発センターは、GMのグローバル開発ネットワークの一部として、強化される。オペルのカール-トーマス・ネウマンCEOは、「今回の意義ある投資は、欧州新車開発センターの未来を約束するもの」とコメントしている。

《森脇稔》

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