横浜ゴム、年産100万本規模のトラック・バス用タイヤ工場を米国に新設…2015年10月 生産開始

自動車 ビジネス 海外マーケット
ドライブ軸用タイヤ「TY517」(参考画像)
ドライブ軸用タイヤ「TY517」(参考画像) 全 2 枚 拡大写真
横浜ゴムは、米国にトラック・バス(TB)用タイヤ工場を建設すると発表した。年間生産能力100万本の工場を建設する計画で、設備投資額は3億米ドル(約295億円)。今年9月までに着工し、2015年10月からの生産開始を予定している。

同社は現在、工場建設予定地をミシシッピ州ウエストポイントに申請しており、4月26日に同州から法的承認が得られる予定。

北米市場において、ヨコハマブランドのTB用タイヤはリトレッド更生性能(再利用性能)、燃費性能に優れることから高い評価を得ている。横浜ゴムは、北米市場に対し、米国にあるTB用タイヤ生産専門の合弁会社GTYタイヤカンパニーと日本やタイからの輸出によって対応してきたが、増加する需要に対応するとともに地産地消体制を強化するために新工場建設が必要と判断した。

新工場は500エーカーを超える土地に建設される予定。横浜ゴムでは新工場建設を同地活用全体計画の第1フェーズと考えており、将来的には事業拡大に応じ、事業規模を4倍程度まで拡大することも視野に入れている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る