【INDYCAR】カストロネベスが50年前のインディカーマシンを解説

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カストロネベスによる50年前のインディカーマシンの解説(動画キャプチャ)
カストロネベスによる50年前のインディカーマシンの解説(動画キャプチャ) 全 6 枚 拡大写真

インディカーは4月27日、チーム・ペンスキーのエリオ・カストロネベスが、5月26日に1963年のインディアナポリス500に勝利したパルネリ・ジョーンズの運転したマシンをテストドライブするイベントの前に、このレーシングカーについて解説・感想を述べるビデオを公開した。

カストロネベス:「この車をドライブすることは、自分が今ここでして見せたこと(ハンドルを大きく修正する)と全く同じ事をしていたことを連想させる。なぜならダウンフォースがそれほど無いからだ。パルネリ・ジョーンズのこの車は1963年に勝利した。ワオ!50年前とは驚きだ」

「この車の発展は驚くべきものだ。ペダルやステアリングホイールがいかに大きいか…(ハンドルの中央部を押す)これは進路を譲れと警告するものではなく、ただのプロテクションだ。なぜならヘルメットは(当時)オープンフェイスだったからだ。(メーターパネルを眺める)スピードメーターがあるとは思えない。しかしこの車がとても速く走ることは自分が保証する」

「何が変わって、何が変わっていないかわかりますか?例えば当時はエンジンが(車の)前にあったが、現在はエンジンが後ろにある。変化していないものはファイアストーンタイヤで、彼等は今も(我々に)タイヤを供給している。当時のタイヤにはトレッドがあり、もっと細いタイヤだったが、現在はもっとスリックで幅広のタイヤを使っている」

「この車でパルネリ・ジョーンズは1963年のレースに勝利したが、おそらくそれは4時間を越えるレースで、150マイル(約241.4キロメートル毎時)の速さで500マイル(約804.7キロメートル)の距離をドライブした。ワオ!想像してみると、レースを完走した時…レースに勝った時、(現在の)幾人かのドライバー達のように、彼等はミルクを(頭の上から)注ぐのではなく、ミルクを飲んだのも不思議なことではない。わかりますか(笑)?」

《河村兵衛》

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