クライスラーグループ第1四半期決算…純利益は65%の大幅減

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クライスラーグループの米国本社
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米国の自動車大手、クライスラーグループは4月29日、2013年第1四半期(1‐3月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、売上高は154億ドル(約1兆5125億円)。前年同期の164億ドルに対して、6.1%減少している。また純利益は、1億6600万ドル(約163億円)。前年同期の4億7300万ドルに対して、65%もの大幅な減益となった。

大幅な減益となった大きな要因が、新型車の投入を控え、生産調整を実施したため。クライスラーグループによると、2013年モデルの大型ピックアップトラック、『ラム』をはじめ、2014年モデルのジープ『グランドチェロキー』、新型『チェロキー』を2013年第2四半期(4-6月)に発売予定。そのため、第1四半期はこれら車種を減産した影響が決算に表れたという。

2013年第1四半期の世界新車販売は、56万3000台。前年比は8%増だった。65%もの大幅な減益となったものの、四半期としては、7期連続で黒字を計上。

クライスラーグループのセルジオ・マルキオンネ会長兼CEOは、「第1四半期は攻撃的な新車発売計画の影響を受けた。しかし、2013年の目標達成に向けて、足取りは順調」と述べている。

《森脇稔》

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