アウディ TT に軽量コンセプト、ウルトラ クワトロ…300kgの軽量化
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同車は、アウディ『TT』をベースにしたコンセプトカー。そのハイライトは、軽量化にある。アウディのエンジニアは、軽量構造で定評あるASF(アウディ・スペース・フレーム)構造に、さらなるウェイトダウンの手法を導入している。
具体的には、ボディ構造でマイナス43kg。リアエンドやセンタートンネル、Bピラー、ルーフ内部のCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)化などの部品関連でマイナス100kg。トータルで約300kgもの軽量化に成功。車両重量は1111kgに抑えられた。
搭載エンジンは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」。最大出力310ps、最大トルク40.8kgmを発生する。アウディは、「パワーウェイトレシオは3.6kg/psとスーパーカー並み」と説明。0-100km/h加速は4.2秒で駆け抜けるという。
《森脇稔》