新和内航海運3月期決算、専用船の稼働安定と一般貨物需要確保で増収増益

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新和内航海運が発表した2013年3月期連結決算は、営業利益が前年同期比3.0%増の11億7100万円と小幅ながら増益となった。

売上高は同2.3%増の190億5300万円と増収だった。主要荷主である鉄鋼の国内市場は厳しかったものの、新規貨物の確保や船腹対策に注力した結果、内航海運事業では、専用船の稼働が安定していたことに加え、一般船の輸送貨物量も確保できた。

収益でも変化する輸送量に対し適正な船腹量を確保するとともに、効率配船と諸経費のコスト削減に努めたことから、経常利益は同3.8%増の11億7500万円となった。当期純利益は同11.3%増の7億8000万円となった。

今期の通期連結業績見通しでは、引き続き震災復興関連の輸送需要が見込まれるため、売上高は同3.5%増の197億1600万円と増収を見込む。営業利益は同7.7%増の12億6200万円、経常利益が同1.1%増の11億8800万円、当期純利益が同3.1%増の8億0400万円となった。

《レスポンス編集部》

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