フォルクスワーゲン乗用車部門の第1四半期決算…46%の大幅減益

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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは4月29日、フォルクスワーゲン乗用車部門の2013年第1四半期(1‐3月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、アウディやセアト、シュコダなどを含めたグループ全体の乗用車部門の営業利益は、5億9000万ユーロ(約755億円)。前年同期の11億ユーロに対して、46.4%の大幅な減益となった。

2013年第1四半期の乗用車部門の世界新車販売は、前年同期比4.8%増の230万台。このうち、フォルクスワーゲンブランドの乗用車は、2.4%減の110万台。信用不安が続く欧州での販売不振が響いた形。

また、アウディは前年同期比2.9%減の33万台。シュコダは13.3%減の17万9000台と不振。しかし、セアトは11.4%増の11万1000台と伸びた。

フォルクスワーゲングループ取締役会のマルティン・ヴィンターコルン会長は、「グループは強固だ。世界市場での地位は、我々の強さを示している」と語っている。

《森脇稔》

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