京阪電鉄3月期決算、鉄道事業低調ながらバス事業がカバーして運輸業は増収増益

鉄道 企業動向

京阪電気鉄道が発表した2013年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比28.2%増の232億8900万円と大幅増益となった。

売上高は同5.1%増の2791億5600万円と増収だった。このうち、運輸業の営業収益は同0.6%増の924億1900万円と微増だった。

鉄道事業では、新型車両13000系の営業運転を開始したのに伴って宇治・伏見キャンペーンを展開するなどしてきたが、総旅客数が2億7855万人、同0.3%減となり、鉄道事業の旅客運輸収入も同0.5%の微減となった。

ただ、バス事業は関西国際空港リムジンバス京都線が好調に推移したことなどから運輸業全体では前年をキープ、増収増益となった。

収益では運輸事業、不動産事業、流通事業、ホテル・レジャー事業の増益効果などから、経常利益は同39.4%増の189億3300万円と大幅増益となった。当期純利益は同58.1%増の110億7700万円だった。

今期の通期業績見通しは、運輸業での旅客運輸収入の減収などから売上高が同1.7%減の2744億円と減収を予想。収益も減収や「KUZUHA MALL」第2期開発計画に伴う経費増加などから、営業利益は、同15.4%減の197億円、経常利益が同17.1%減の157億円、当期純利益が同17.0%減の92億円と減益となる見込み。

《レスポンス編集部》

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