BMWが3月、ジュネーブモーターショー13でワールドプレミアした『3シリーズ グランツーリスモ』。同車の最新公式映像が4月25日、ネット上で公開された。
3シリーズ グランツーリスモはBMWの主力車種、『3シリーズ』から派生した新型車。BMWはすでに、『5シリーズ』ベースの派生車種(正確には『7シリーズ』がベース)として、『5シリーズ グランツーリスモ』を用意。これと同様のコンセプトで登場したのが、3シリーズ グランツーリスモ。
3シリーズ グランツーリスモは、ワゴンの『3シリーズ ツーリング』に対して、全長を200mm、ホイールベースを110mm延長。全高も81mm引き上げられた。ボディサイズ拡大のおかげで、室内空間は3シリーズの中でも随一の広さ。とくに後席足元の余裕は、セダンやツーリングに対して、70mm拡大。BMWは、「ひとクラス上の快適性」と説明する。シートの高さも59mm高められており、見晴しの良さや乗降性を引き上げた。
BMWが4月25日に公式サイトで公開した映像は、3シリーズ グランツーリスモの走行シーンを中心に紹介。ガソリンのトップグレード、「335i」は、直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンターボを搭載。最大出力306ps、最大トルク40.8kgmを引き出し、0-100km/h加速5.4秒、最高速250km/h(リミッター作動)の実力。