アルパインは、トヨタ、ダイハツ、日産車の200mmワイドコンソールにフィットする7型LED液晶搭載のワイドモデル「VIE-X007WIIシリーズ」と幅180mmの「VIE-X007II」を5月下旬から順次販売を開始すると発表した。
VIE-X007WIIシリーズは、7型ワイドVGA LED液晶ディスプレイを搭載した幅200mmサイズで、トヨタ、ダイハツ、日産車に採用されている200mmワイドのコンソールに装着できる。ボディカラーはブラック(イルミネーション=ホワイト)とシルバー(イルミネーション=アクアブルー)。一部の車種については、より凹凸の少ないフラットな取り付けを可能とする「アップグレードブラケット」を別売で設定する。
VIE-X007IIは、7型ワイドVGA LED液晶ディスプレイを搭載した幅180mmサイズ。ホンダ、スズキを始めとしたモデルに幅広く装着が可能。車種のインテリアにマッチしたイルミネーションカラー(ホワイト、ブルー、グリーン、レッド、アンバー)に切り替え可能。
新型ナビは、車室内音響特性をち密に分析し、その結果をもとにサウンドマイスターが最適なチューニングを実施した音響データを格納する。スピーカーからの音の到達時間を補正するタイムコレクションや、周波数帯の調整を行うパラメトリックイコライザーなどにより、立体的で臨場感あふれるサウンドを実現する。
実車で計測した正確なバックカメラガイド線で、スムーズな駐車をアシストする。
地上デジタル放送の受信感度を向上させるため、専用の評価施設で車種ごとにアンテナの取り付け位置を検証した。同時に都市部や郊外など、あらゆる条件での実走行テストを重ねて、高感度な受信を実現している。
クルマの室内は、走行する時間帯や天候/場所などの条件により明暗が発生する。こうした諸条件を前提に、常に最適な状態で見られるディスプレイ画質をチューニングしている。高さや長さといった車種ごとの基本データを収録しており、駐車場を検索すれば、入庫可能な施設だけを案内する。
また、7型のLED高画質ワイドVGA液晶を採用し、地図や映像を高画質で表示する。地図とメニューに大きく見やすいフォントの選択が可能で、高画質ディスプレイと大きな文字により、地図やメニューの視認性と使いすさの向上を図った。
LED高画質ワイドVGA液晶に新たな画質チューニングを実施した。地図の文字や色合いが見やすく、地デジ放送やDVDビデオの映像も色合いも鮮やかに再現する。地デジ放送を見ながら、他の放送局の番組名が分かる裏番組同時表示機能を搭載する。
2013年度の最新版地図データを格納する。高精度な地図データベースにより、目的地まで高精度なルート案内を実現する。目的地が細街路内にある場合、通行可能な最短距離の細街路をルート探索して案内する。目的地となる施設の出入り口データを格納することで、より正確な到着地点までのルート案内が可能。交差点の案内は、100メートル手前に加えて30メートル手前でも音声案内する。
目的地まで設定されたルート中に渋滞や最短距離ルートが見つかるとお知らせするアクティブルートサーチを搭載する。道路状況に応じて最短時間で到着するルート探索が行え、短縮時間は好みに合わせて設定できる。
価格は両モデルともにオープン価格。