東武亀戸線「下町トレイン」…5本中2本、大師線と共通運用

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東京スカイツリーを左手に見て曳舟へ向かう亀戸線電車
東京スカイツリーを左手に見て曳舟へ向かう亀戸線電車 全 18 枚 拡大写真

東武鉄道亀戸線(亀戸~曳舟 3.4km)で運転を開始した特別ラッピング車「下町トレイン」。同線で通常使用されている8000系2両編成5本のうち2本にこの下町ラッピングが施され(8月31日まで)、大師線と共通運用で運転される。

「東武亀戸線の車両は大師線(西新井~大師前 1km)と共通運用。亀戸線・大師線用8000系2両編成の5本のうち、日中は亀戸線で2本、大師線で1本が運用に就いていて、残りは車庫(南栗橋車両管区春日部支所ほか)などで休んでいる。だから、今回のラッピング車両は、大師線にも姿を現す」と同社。

亀戸線・大師線は、東武の電車群のなかで最も短い2両編成の車両が走る、ローカル線のような存在。いまでこそ小さな路線だが、両線とも相互直通化への経緯がある。

1904(明治37)年に開通した亀戸線の電車は、当初、亀戸で現在のJR総武線(当時の総武鉄道(→国鉄))に乗り入れ、両国(当時・両国橋)まで直通運転が行われていた。

また、1931(昭和6)年に開通した大師線はかつて、西新井から先、現在の環七通りにほぼ沿ったルートで東武東上線の上板橋までの間を結ぶ「西板線」という計画のなかでレールが敷かれた。

8月31日まで行われる「ソラカラちゃん・スコブルブル・テッペンペンと行く下町スタンプラリー」では、東武沿線の駅のほか、両国や錦糸町といった“亀戸線ゆかりの地”にもスタンプが設置されている。

「錦糸町からは東京メトロ半蔵門線でひと駅(押上下車)で東京スカイツリーへ向かうことができるが、のんびりとした亀戸線に乗って、地下鉄にはない車窓、下町の風情や東京スカイツリーの姿を楽しんでほしい」と同社はPRする。

《レスポンス編集部》

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