4月のトヨタ中国新車販売、6.5%減…3か月連続で減少

自動車 ビジネス 海外マーケット
トヨタ ヴィオス(上海モータショー13)
トヨタ ヴィオス(上海モータショー13) 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車の中国法人は5月6日、4月の中国における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は約7万6400台。前年同月比は6.5%減と、3月の11.7%減からは減少幅が持ち直したものの、3か月連続で前年実績を下回った。

中国では2012年9月中旬、日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する大規模なデモが発生。その後、現地では日本車に対する買い控えの動きが広がった。

トヨタの中国新車販売も、その影響で減少。2012年後半の前年同月比は、9月48.9%減、10月44.1%減、11月22.1%減、12月15.9%減と、前年割れ。2013年1月は前年同月比23.5%増と、大型休暇の春節要因で7か月ぶりに前年実績を上回った。その後、2月は前年同月比45.7%減と大きく落ち込んだが、3月は11.7%減、そして4月は6.5%減と、マイナス幅が縮小している。

トヨタの中国合弁には、第一汽車との一汽豊田、広州汽車との広汽豊田の2社がある。4月実績は、一汽豊田が前年同月比12.2%減と、引き続き減少。広汽豊田は10.2%増と好調だった。

トヨタの2013年1-4月中国新車販売は、前年同期比11%減の約26万1100台。同社は2013年、中国で前年比7%増の90万台以上の新車販売を目指す。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る