BMWグループ第1四半期決算、純利益は3%減

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新型BMW 3シリーズセダン
新型BMW 3シリーズセダン 全 4 枚 拡大写真
ドイツの高級車メーカー、BMWグループは5月2日、2013年第1四半期(1‐3月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の総売上高は、前年同期比4.1%減の175億4600万ユーロ(約2兆2780億円)。純利益は13億1200万ユーロ(約1700億円)と、前年同期に対して3%減少している。

2013年第1四半期の世界新車販売は、前年同期比5.3%増の44万8200台。このうち、BMWブランドは第1四半期の新記録となる38万1404台を売り上げ、前年同期比は7%増。

車種別実績では、『3シリーズ』が前年同期比19.9%増の10万9309台。『5シリーズ』も4.3%増の8万5731台と支持された。SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)では、新型『X3』が前年同期比2.7%増の3万6189台。『X1』も27.6%増の3万7680台と好調。

市場別では、中国が前年同期比7.5%増の8万6224台。中国を含めたアジア全体でも、9.5%増の13万0219台と伸びた。米国は4.2%増の7万9117台。欧州は20万7243台を売り上げ、前年同期比は3.1%増と、信用不安の中でも堅調な結果を残す。

BMWグループのノルベルト・ライトホーファー会長は、「現在、欧州新車市場は厳しいが、BMWグループは2013年第1四半期、良好なスタートを切った」とコメントしている。

《森脇稔》

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