1-4月のGM中国新車販売、過去最速での100万台超え

自動車 ビジネス 海外マーケット
シボレー・セイル
シボレー・セイル 全 4 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMは5月6日、中国における4月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、4月の新記録となる26万1870台。前年同月比は15.3%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GM(上海通用五菱汽車)の2社がある。4月実績は、上海GMが前年同月比29.2%増の12万1559台と、2か月連続で増加。SAIC‐GMは13万4815台を売り上げ、前年同月比は5.9%増と、2か月連続のプラスとなった。

ブランド別では、シボレーが4月、5万0559台を販売。前年同月比は21.7%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。小型セダンの『クルーズ』が1万7277台を売り上げ、前年同月比は8.6%増。コンパクトカーの新型『セイル』シリーズが、1万5409台でこれに続く。

ビュイックブランドは4月、6万6923台を販売。前年同月比は23.9%増と、2か月連続の前年実績超え。ロワミディアムセダンの『エクセル』が、9.3%増の2万5336台と牽引。『エクセルXT』と『エクセルGT』も、合計で53.7%増の1万8413台と引き続き好調。

キャデラックブランドは4月、前年同月比99.1%増の4077台を販売。SUVの『SRX』が2195台、新型セダンの『XTS』が1802台を販売した。

GMの2013年1-4月中国新車販売は、前年同期比10.9%増の107万8243台。4月の時点で100万台を超えたのは、GMの中国新車販売では過去最速のペースとなる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る