エフテック通期決算…希望退職費用の計上などで31億円の赤字

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エフテックが発表した2013年3月期通期連結決算は、最終損益が31億3100万円の赤字となった。前期は16億5700万円の黒字だった。

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同社は国内市場縮小への対応と海外事業拡大を軸とする抜本的な事業構造改革を実行。希望退職費用など48億6800万円を事業構造改善費用として計上したことが赤字決算の主な理由。

売上高は同10.3%増の1440億8900万円。震災後の減産、タイ洪水影響からの回復、北米新車販売の堅調、為替の円高修正影響により売上は増加した。

しかし、主要得意先であるホンダの軽自動車比率増加、中国での日本車販売低迷等により、収益は悪化。営業利益が同4.9%減の44億7900万円、経常利益が同5.3%増の45億7400万円だった。

今期の業績予想は、連結売上高が前期比11.7%増の1610億円、営業利益が同41.7%増の65億5000万円、経常利益が同36.6%増の62億5000万円、最終損益は同43億5000万円増の32億円となる見通し。

《纐纈敏也@DAYS》

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