京浜東北線で線路モニタリング装置の走行試験を実施

鉄道 テクノロジー
線路モニタリング装置は軌道材料モニタリング装置と軌道変位検測装置で構成され、車体の床下に設置される。
線路モニタリング装置は軌道材料モニタリング装置と軌道変位検測装置で構成され、車体の床下に設置される。 全 3 枚 拡大写真

JR東日本は5月8日、京浜東北線の営業用車両に「線路設備モニタリング装置」を搭載し、営業列車による走行試験を行うと発表した。

【画像全3枚】

線路設備モニタリング装置は、情報通信技術(ICT)を活用した業務革新の一環としてJR東日本が開発を進めているもの。複数のカメラやレーザーセンサーなどを用いて線路状態を監視する。営業用車両に搭載することで線路状態の変化を高頻度で確認することができ、さらなる安全性の確保を目指すという。

走行試験は2015年3月まで実施する予定。京浜東北線用のE233系電車1編成にモニタリング装置を搭載し、機器の性能や取得データに関する検証を行う。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  5. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る