富士重工吉永社長、米国は2年前倒しで中計達成へ

自動車 ビジネス 海外マーケット
スバルXVハイブリッド
スバルXVハイブリッド 全 1 枚 拡大写真

富士重工業(スバル)の吉永泰之社長は5月8日の決算発表会見の席上、主力の米国販売が好調に推移しており、中期計画最終年度である2015年度の目標を「2年前倒しで達成できそうだ」との見通しを示した。

同社は今年度(14年3月期)の連結世界販売を前年度比4%増の75万2000台と、12年度に続いて過去最高とする計画を打ち出した。このうちのほぼ半数を占める米国では8%増の38万5000台としている。中期計画では15年度に米国での販売を38万台と見込んでいるが、今年度の計画ベースですでにこれを上回った。

吉永社長は今年度の米国販売について「投入したばかりの新型フォレスターが年間を通じて寄与するのに加え、他のモデルも好調。現地ディーラーも(計画達成は)行けるとの感触だ」と述べ、達成への手ごたえを表明した。米国販売の好調持続を受けて吉永社長は同日、インディアナ州の米国工場の生産能力を現状の年27万台から16年末までに40万台に増強する計画も明らかにした。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ
  2. VW『T-Roc』新型、全車マイルドハイブリッドに…全長120mm拡大で快適性向上
  3. フィアット『デュカト』2台をひとつに、キャンピングカー製造を効率化…独キャラバンサロン2025
  4. 洗車で「水シミZERO」、水道に取り付けるだけで純水を生成…サンコーが発売
  5. 「マークXの面影が…」タイで発表された新型「ヤリスセダン」がかっこいいと話題に!「教習車にも」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る