トヨタ小平副社長、為替水準「市場原理に沿ったレベル」

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車・小平信因副社長
トヨタ自動車・小平信因副社長 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車の小平信因副社長は、現状の為替水準について「市場原理に沿ったことで決まっているレベル」との見方を示した。

小平副社長は5月8日に都内で開いた決算会見後、一部報道陣に対し「今の為替水準はデフレ脱却を目指して日銀がやっている金融緩和の効果、それからアメリカ経済に大変明るい見通しが出てきていること、ユーロ圏における金融危機的なものが当面は落ち着いているようなことで、全体として市場原理に沿ったことで決まっているレベルだと考えている」と述べた。

円高是正で日本からの輸出が増えるかとの質問に対しては「基本的には今まで需要のあるところで造るという考え方で、海外生産をだいぶ増やしてきている。背伸びをした販売をしない、グローバルな生産体制の中で販売をしていくということなので、国内からさらにどんどん輸出をするということは考えていない」と答えた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  5. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る