トヨタ豊田社長「レクサスに足りないものは歴史とストーリー」

自動車 ビジネス 企業動向
レクサス・IS 350 “F SPORT” プロトタイプ(参考画像)
レクサス・IS 350 “F SPORT” プロトタイプ(参考画像) 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車の豊田章男社長は同社の誇るプレミアムブランド『レクサス』について、「他のブランドにあって、レクサスにないものは歴史とストーリー」と話し、自らがそれを作っていく考えを示した。

【画像全4枚】

その手始めにトヨタ社長自身がレクサス事業の担当になった。「私自身、トヨタのトップである。そしてテストドライバーを兼ね自らハンドルを握る。そのうえ、こういう名前で生まれた人間である。これらのコンテンツがストーリーづくりに貢献できるのではないか」とその理由を話す。

なにしろブランドをつくるのには時間がかかる。そしてその間、レクサスについてさまざまな出来事が起こる。しかも、それはいい話ばかりではない。そうしたときに、他の人では耐えられないということなのだろう。

「私はこの4年間、メディアの皆さんから相当なトレーニングを受けてきた。そういう意味では、私が一番打たれ強い。結果が出ないなかで、軸をぶらさずにレクサスを育てるのには私が適任」と豊田社長。

今後、レクサスは回りの声に左右されないブランドとして生まれ変わり、豊田社長の思いを強く反映したものになっていくに違いない。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
  5. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る