フォード、フィエスタ EV プロトタイプ発表…インホイールモーター採用

エコカー EV
フォード フィエスタ EV プロトタイプ
フォード フィエスタ EV プロトタイプ 全 7 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは4月下旬、『フィエスタ』をベースにした新しいEVプロトタイプ車を欧州で発表した。

このEVプロトタイプは、ドイツに本拠を置く世界的な自動車・産業用機械・航空宇宙企業、シェフラー社と共同開発したもの。同車のEVパワートレインは、『eWheelDrive』と命名され、次世代のEVを目指して開発されている。

そのハイライトといえそうなのが、インホイールモーターの採用。後輪の左右にモーターを組み込むことで、優れたパワー伝達効率を追求した。

また、インホイールモーターは、車両のスペース効率の面でも有利。フォードモーターによると、車両の大幅な小型化が可能であり、都市部の交通の流れをスムーズにし、駐車が簡単にできるなどのメリットがあるという。

現時点では、eWheelDriveシステムのインホイールモーターのスペックは公表されていない。フォードモーターはシェフラー社を含めたパートナーと今後も研究開発を続け、2015年までの実用化を目指す。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る