オートバックス通期決算、カーナビなどの地デジ特需反動減で減収減益

自動車 ビジネス 企業動向
オートバックス行橋店(参考画像)
オートバックス行橋店(参考画像) 全 2 枚 拡大写真
オートバックスセブンが9日発表した2013年3月期通期連結決算は、営業利益が前年同期比7.1%減の127億4500万円で、減益となった。

連結売上高は同3.0%減の2301億6800万円。国内のオートバックスチェン(FC含む)の全業態の売上高は、前年同期比で既存店4.5%、全店2.0%の減少となった。カー用品販売では、タイヤ、ホイール、車内アクセサリー、洗車用品などの売上が好調に推移したが、地デジ化によるカーナビなどの需要増の反動減が大きく、全体としては減収となった。また、車検実施台数は同7.1%増の約57万3000台。新車・中古車販売は同2.9%増の約1万8400台だった。

経常利益は、北米事業からの撤退に伴う損失として見積もっていた金額との差額1億0900万円を営業外収益として計上したことで同5.5%減の144億7200万円となった。最終利益は、投資有価証券売却損4億6700万円などを特別損失として計上したことにより、同9.7%減の75億9000万円となった。

今期の業績予想は、一部海外グループ会社を連結対象子会社化することもあり、連結売上高が前期比3.0%増の2370億円、営業利益が同5.9%増の135億円、経常利益が同0.9%増の146億円、最終損益は同8.0%増の82億円となる見通し。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  4. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る