ボーイング、インテルサット・エピック702MP通信衛星をさらに4機製造へ

宇宙 企業動向
インテルサット・エピック702MP通信衛星
インテルサット・エピック702MP通信衛星 全 2 枚 拡大写真

ボーイングは5月9日、インテルサットS.A.の為のさらなる4機の702MP通信衛星を製造し、インテルサットの新たなハイパフォーマンスの通信衛星編隊「インテルサット・エピック」の最初の製造者として、その役割をさらに広げることを発表した。

702MP通信衛星はインテルサットの顧客に、彼等のニーズに適合する信頼性に富んだ入手し易い、大容量のデータ通信を届けることとなる。

「インテルサットは2009年に702MPの為の我々の最初の顧客となり、我々の通信衛星が高い情報量の基盤となる、インテルサット・エピックを運用することに興奮している。我々は同じレベルの品質の提供と、先のインテルサットの納入で我々が達成した、新しい注文における期限を遵守するパフォーマンスに専心する」とボーイングの宇宙&情報システムズ部門の副社長兼事業部長のクレイグ・クーニング氏は語った。

最初のエピック衛星であるインテルサット29eは以前の注文における4番目の宇宙船であり、未だ生産過程にある最後の衛星だった。この通信衛星は2015年の打ち上げに向けての製造過程にあり、アメリカと北大西洋でサービスを行うこととなる。そして新しい契約はさらに4機のエピック衛星をインテルサットの編隊に加え、2016年に打ち上げられるインテルサット33eがその最初のものとなる。

「独占的なボーイングの技術を使用することにより、我々の前向きに思考されたエピックのデザインは、高度に識別化されたサービスを我々の顧客に提供することを許し、これからの数十年間に顧客が彼等のネットワーク構造を創設することを可能にする」とインテルサットの会長兼CEOのデイブ・マクグレード氏は語った。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る