サノヤスHD3月期決算、造船事業低迷で大幅な減収減益

船舶 企業動向

サノヤスホールデンングスが発表した2013年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比45.0%減の44億0700万円と大幅減益となった。

売上高は同19.2%減の590億2700万円と減収だった。主力の造船事業では、新造船の引渡しがパナマックス・バルクキャリアー3隻、ハンディケープ5隻、チップ船1隻の計9隻で、修繕船等を加えた事業売上高は同25.6%減の150億3800万円と大幅減収となった。

収益も、新規受注船の受注工事損失引当金を計上したことなどから、経常利益は同43.4%減の43億7200万円、当期純利益が同65.5%減の4億2600万円と大幅減益となった。

船腹需給の不均衡、海運市況の低迷とこれに伴う新造船需要の減少、船価低下が影響した。

今期の通期連結業績見通しも、売上高が同22.1%減の460億円と大幅減収を予想。営業利益も同79.6%減の9億円、経常利益が同88.6%減の5億円、純利益が同76.6%減の1億円と業績が悪化する見通し。

《レスポンス編集部》

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