気がついたら中央分離帯に衝突、積荷のコンクリートパネル散乱

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10日午前3時15分ごろ、東京都杉並区内の都道を走行中の大型トラックが路外に逸脱。中央分離帯に衝突した弾みで横転する事故が起きた。人的な被害は無かったが、積荷のコンクリートパネル約100枚が路上に散乱。約7時間に渡って一部車線規制が行われた。

警視庁・高井戸署によると、現場は杉並区高井戸東付近で片側3車線の直線区間。大型トラックは第3車線を走行していたとみられるが、交差点手前で路外に逸脱。そのまま中央分離帯に衝突し、その弾みで横転した。

トラックを運転していた49歳の男性にケガはなかったが、荷台に積載されていた住宅壁面用のコンクリートパネル約100枚(1枚あたり約80kg)が路上に散乱。交差点を埋め尽くす状態になった。

撤去には手間取り、現場約7時間に渡って通行止めや一部車線規制が実施され、一時は最大8km程度の渋滞が発生した。聴取に対して運転者の男性は「気がついたら衝突していた」などと供述しており、警察では漫然運転が事故の主因とみて、発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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