ゴーン日産社長、円は中立的な水準に戻った

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日産栃木工場Q50ラインオフ式のようす
日産栃木工場Q50ラインオフ式のようす 全 12 枚 拡大写真

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は5月14日に新モデルのラインオフ式を開いた栃木工場で記者団と懇談し、現在の円・ドルレートについて「中立的な水準に戻った」との認識を示した。

ゴーン社長は円が1ドル100円台に下落した現状を「中立的」と指摘。一方で過去20年くらいで見た平均は「1ドル110円程度」とし、そのレベルが「通常レート」と述べた。

インフィニティブランドを中心とした高級車を生産する栃木工場は、ここ2年の1ドル75円~80円レベルでは「基本的には赤字だった」と明かした。中立的なレベルである現状では栃木工場は「競争力がある水準」と評価、さらに「(収益が)豊かになるには1ドル110円の通常レベルに戻ることが必要」と話した。

《池原照雄》

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