ゴーン日産社長、円は中立的な水準に戻った

自動車 ビジネス 企業動向
日産栃木工場Q50ラインオフ式のようす
日産栃木工場Q50ラインオフ式のようす 全 12 枚 拡大写真

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は5月14日に新モデルのラインオフ式を開いた栃木工場で記者団と懇談し、現在の円・ドルレートについて「中立的な水準に戻った」との認識を示した。

ゴーン社長は円が1ドル100円台に下落した現状を「中立的」と指摘。一方で過去20年くらいで見た平均は「1ドル110円程度」とし、そのレベルが「通常レート」と述べた。

インフィニティブランドを中心とした高級車を生産する栃木工場は、ここ2年の1ドル75円~80円レベルでは「基本的には赤字だった」と明かした。中立的なレベルである現状では栃木工場は「競争力がある水準」と評価、さらに「(収益が)豊かになるには1ドル110円の通常レベルに戻ることが必要」と話した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る