【スマートフォン&モバイルEXPO】マップマスターが観光ガイド「みどころマップ」を出展

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micwareブース内の一角でデモ展示を行っていた「みどころマップ」
micwareブース内の一角でデモ展示を行っていた「みどころマップ」 全 9 枚 拡大写真

トヨタ車のカーナビ用地図データを提供するトヨタマップマスター(マップマスター)は、東京ビッグサイトで開催されたスマートフォン&モバイルEXPOにおいて、iPhone向け観光ガイドマップ「みどころマップ」を出展。観光地での使い勝手の良さをアピールした。

このアプリはアニメや音声ガイドを使って、全国の主要観光地をガイドするもので、4月1日よりiPhone向けにサービス提供を開始したばかり。季節や昼夜に合わせて表示を切り替え、スポットによってはキャラが地図上で動くアニメーションで表現される。現在地はスマホのGPS機能と連携して表示するほか、音声ガイドは標準語とは別にその地方の方言で聞くこともできる。アプリ内で撮影する機能も備え、撮影した画像はエリアごとのフォルダーに自動保存される。

ところで使用する地図データはマップマスター製。しかし、地図データの縮尺変更はできない。通常の地図データにガイド情報を載せる方法もあったと思うが、トヨタマップマスターの企画開発部企画室 能川昌久氏は「提供にあたっては可能な限りの低価格を目指したため」とする。ただ、今後は「既存のカーナビアプリなどにアドオンする方法も考えていく」とも語った。

「みどころマップ」で現在提供されているエリアは、 札幌[音声ガイド付]、松島、会津若松、銚子、浅草・上野・東京スカイツリー、飛騨高山、伊勢神宮[音声ガイド付]、金沢、神戸[音声ガイド付]、倉敷、宮島[音声ガイド付]、高松、高知、太宰府、長崎、鎌倉・江ノ島、名古屋、奈良の18エリア。今後は日光、京都、鹿児島・桜島が追加される予定になっている。

アプリは通常エリアごとに170円だが、現在はキャンペーンとして85円で提供中。また、札幌、会津若松、高知、名古屋については無料でダウンロードできる。

マップマスターでは2011年に期間限定で、名古屋・東山動物園での来園者向けアプリとして「てまぱなび」を提供した実績があるが、このアプリはそれに続くもの。今後も企業や個人向けにカスタマイズしたサービスの提供を行っていくという。

《会田肇》

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